【2022年12月最新版】台湾旅行のレンタルWi-Fi・プリペイドSIMはどうやって買う?予約方法や購入方法について解説

大家好、逐家好、皆さんこんにちは。台湾小路へようこそ。

今回は、台湾旅行の際の、スマホの通信手段に付いてご紹介させていただきます。

2022年10月から台湾へのビザなし渡航が解禁され、日本からの観光を目的とした渡航が可能になりました。初めて台湾に旅行に行かれる方は、現地でスマホの通信をどうしたら良いか悩むかと思いますので、この記事で疑問を解決していきましょう!

目次

台湾旅行でスマホの通信はどうしたらいいか?

台湾に旅行されるときは、LINEやGoogle Mapなどを使うでしょうから、インターネット通信が絶対に必要ですよね。台湾旅行中にインターネット通信をご利用される方法は、大きく分けて2つあります。1つ目はレンタルWi-Fiを借りる、2つ目はプリペイドSIMを購入する、です。結論を先に申しますと、おすすめは「現地空港でプリペイドSIMを購入する」です。

レンタルWi-Fiとは

レンタルWi-Fiはその名の通りレンタルするWi-Fiです。持ち運べる小さなルーターで、ポケットWi-Fiとも呼ばれます。

例えば、遠傳電信という通信会社のレンタルWi-Fiですと、1日354円で利用でき、2泊3日の場合は1062円です。※レートによって料金は変化します。

台湾の空港に着陸して、空港の入国ゲートを出たところに、台湾の通信会社の店舗が並んでいるので、そこでプランを伝え、SIMカードを購入し、スマホに挿入します。事前予約もできます。(おすすめの予約方法は後ほどご紹介)

レンタルWi-Fiは、一台借りれば複数人が同時に使え、1人あたりのコストが安くなるといったメリットがありますが、離れ離れや別行動になった時に、Wi-Fiを持っていない人はインターネット通信が使えなくて不便になるといったデメリットがあります。

プリペイドSIMとは

プリペイドSIMとは、利用前にお金を払うことで、決められた期間利用できるSIMカードのことです。

例えば、中華電信という通信会社のプリペイドSIMには、3日間(1328円)、5日間(1328円)、7日間(2214円)、10日間(2214円)、15日間(2542円)といったプランがあります。※レートによって料金は変化します。詳細は後述。

事前ネット予約をし、空港でSIMカードを受け取る方法が一番安心です。おすすめの予約方法は後ほどご紹介します!

SIMフリーのスマホの方しかご利用になれませんので、くれぐれもお気をつけください。SIMロックがかかっているスマホの方は、今後のことも考えて日本国内にいる間に解除しておきましょう。解除できなかった方は、レンタルWi-Fiをご利用なさってください。

レンタルWi-FiとプリペイドSIMのメリット・デメリット

レンタルWi-Fiのメリット・デメリット

レンタルWi-Fiのメリット

  • 1つレンタルするだけで、複数人で共有できる
  • 複数人が利用する場合、プリペイドSIMに比べ1人あたりのコストが安い
  • SIMロックがかかったスマホでも利用できる

レンタルWi-Fiのデメリット

  • 利用者が複数人の場合、Wi-Fiルーターを持っている人とはぐれたり、別行動をすると、LINEやネットが使えなくなって不便極まりない
  • 大勢が一度に利用すると通信速度が遅くなる
  • 1人でレンタルする場合は、プリペイドSIMに比べコストが高い
  • 空港や郵送で返却するのがちょっと手間
  • ホテルでポケットWi-Fiのルーターを充電する必要がある
  • ルーターを持ち歩くのが面倒臭い

プリペイドSIMのメリット・デメリット

プリペイドSIMのメリット

  • 1人1つSIMを買うので、家族や友人と離れても問題ない
  • 旅行者が1人なら、プリペイドSIMの方が安上がり
  • SIMカードを返却する必要がない
  • 期間中はデータ容量無制限で、通信速度を気にする必要がない
  • 一応台湾の電話番号も付いてくるし、国内通話なら既定の時間無料(いらない笑)

プリペイドSIMのデメリット

  • SIMフリーのスマホでないと、台湾のSIMを利用できない
  • 1人1つSIMを買うので、人数分料金がかかる
  • 決まった日数プランの中から選択する(3日間、5日間、7日間、10日間、15日間など)

結局どっちにすればいい?

結論は、、、私ならプリペイドSIMを購入します。以前友人と台湾に短期の旅行をした際、ポケットWi-Fiをレンタルしたのですが、一瞬だけ別行動をした時に大変なことになってしまったので、やっぱりそれぞれのスマホにSIMが入っていた方がいいと思いました。

日本で普段生活している時は、皆さん自分のスマホにSIMが入っていて、いつでもどこでも通信できますよね。台湾旅行中も日本にいる時のようにストレスなく通信できた方がいいですし、安全のためにも一人一人が通信手段を持っておいた方が無難です。ですから、ひとり旅であっても、複数人の旅行であっても、SIMフリーのスマホをお持ちの場合は、例えコストがかかってもプリペイドSIMを購入するのがいいと思います。

複数人で旅行するから、どうしても通信のコストを節約したいという場合は、レンタルWi-Fiでもいいと思います。

SIMロックが何らかの理由でどうしても解除できない場合は、レンタルWi-Fi一択ですね。

入手方法

レンタルWi-Fiの入手方法

ネット予約をし、台湾入国後、空港で受け取ります。返却も空港で済ませます。

プリペイドSIMの方がおすすめですが、上のメリット・デメリットをご覧になった上でレンタルWi-Fiが適していると判断された方におすすめのプランはこちら↓です。こちらのKKdayというサイトを初めて見る方もいらっしゃるかもしれませんが、台湾などアジアの観光サービスを販売している安全なサイトです。日本のレンタルWi-Fi業者から借りるよりずっと安く借りられますし、通信状態も安定しています。価格は441台湾ドル×日数です。

プリペイドSIMの入手方法

入手方法は4つあります。

①事前予約なしで、入国後に空港で購入する
②事前ネット予約をして、出発前に関西空港で受け取る(他の空港は未対応)
③事前ネット予約をして、入国後に台湾の空港で受け取る
④ネットでeSIMを購入し、ダウンロード

eSIM対応スマホをお持ちの方は④、それ以外の方は①〜③がおすすめです。言語面でご不安がある方は、事前予約ができる②または③が安心ですね。

それでは、①〜④の詳細とおすすめのプランに付いてご紹介します。

①事前予約なしで、空港で直接購入する

事前予約なしでも購入できます。空港で入国手続きを一通り終えると、両替所や通信会社のカウンターが並んでいるのが目に入ると思います。台湾の通信業者は、中華電信、遠東電信、台灣大哥大などがあります。中華電信が日本でいうdocomo的な存在で、台湾の大半の人が利用している通信業者ですので、迷ったら「中華電信」を選ぶのがいいと思います。

②事前ネット予約をして、出発前に関西空港で受け取る

事前にネット予約をして、日本の関西空港でSIMカードを受け取る方法があります。現時点で、関西空港以外の空港では対応していないので、ご注意ください。

関西空港で受け取ったら、飛行機の離陸後にSIMカードを差し替えれば、到着時に機内モードをオンにしたタイミングで台湾でデータ通信ができるようになります。

↓関西空港で受け取りたい方の事前予約はこちら。こちらのKKdayというサイトを初めて見る方もいらっしゃるかもしれませんが、台湾などアジアの観光サービスを販売している安全なサイトです。

③事前予約をして、台湾の空港(桃園・松山・高雄)で受け取る

②と同じく事前予約をし、台湾の空港で受け取るパターンです。

桃園空港で受け取る場合は、遠傳電信の以下のプランがご利用いただけます。遠傳電信も大手通信業者で、旅行者が行く場所は基本的にカバーしており、安心してお使いいただけます。こちらのKKdayというサイトを初めて見る方もいらっしゃるかもしれませんが、台湾などアジアの観光サービスを販売している安全なサイトです。

松山、台中、高雄で受け取る場合は、中華電信の以下のプランがご利用いただけます。

④ネットでeSIMを購入し、即ダウンロード

eSIM対応スマホをお持ちの方は、eSIMをダウンロードするのが一番便利だと思います。eSIM対応スマホはiPhoneだとiPhoneXS以降です。お手持ちのスマホがeSIM対応かどうかぜひお調べになってください。

物理SIM同様、プランは3日、5日、7日、10日などから選べます。

↓おすすめは中華電信のこちらのプランです。こちらのKKdayというサイトを初めて見る方もいらっしゃるかもしれませんが、台湾などアジアの観光サービスを販売している安全なサイトです。

Q&Aで疑問を解消!

台湾って街中にフリーWi-Fiが整備されているんじゃないですか?

残念ながら、そんなことはないです。確かにあるにはありますが、通信速度が遅かったり、場所が限られたりします。だいたい日本の整い具合と同じだと思います。特に移動の多い旅行者は、やっぱり自分のWi-FiやSIMがあった方が便利だと思います。

プリペイドSIMに通信量制限はありますか?

上でご紹介したプリペイドSIMはどれもデータ量無制限・4G使い放題ですので、動画やMapも通信量を気にすることなく気兼ねなくご利用いただけます。

プリペイドSIMでインターネット共有(テザリング)はできますか?

無料でご利用いただけます。

プリペイドSIMに台湾の電話番号は付いてきますか?

はい。SIMカードそれぞれに台湾の電話番号が登録されています。iPhoneの設定→モバイルネットワークでご確認いただけます。上でおすすめしたプランには、プラン日数に応じて〇〇台湾ドル分の通話費用といった形で基本料金に組み込まれています。お店の予約等で電話をご利用になりたい場合、万が一救急車を呼ぶ必要がある場合等にご利用いただけます。

プリペイドSIM利用中に迷惑電話がかかってきたのですが…

台湾のプリペイドSIMに付帯している電話番号は旅行者等の皆様に繰り返し利用されている番号ですので、電話番号が詐欺業者に知られていて、迷惑電話がかかってくる場合があります。旅行中に電話がかかってきても、一切出ないようにしてください。

まとめ

皆さんの台湾旅行が楽しいものになりますよう願っています。いってらっしゃい!

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この記事を書いた人

阿成のアバター 阿成 台湾小路 代表

日本の大学に在籍しながら、台湾に語学留学中。
台湾華語と台湾地域研究の勉強をしています。

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